こんにちは。じょいころといいます。
パンを切るとき、こんなことを感じたことはありませんか?
焼き立てフワフワパンが潰れた〜・・
具材が飛び出てぐちゃぐちゃ・・・
そのストレスを解消するためにパン切りナイフの見直しをおすすめします。
ナイフを変えたい気持ちはあるけれど、食べることは出来ているし、なんとなくやり過ごしてきた方も、この機会に是非ナイフの見直しをしてみてください。
この記事では、私が愛用してきたパン切りナイフについてその使用体験に触れながら、優れたパン切りナイフを持つことをすすめる理由を説明します。
なんでパン切り一つにそんなにこだわるの?
たかがパン切り、されどパン切り。
パン切りナイフを見直して良かったことはこの2つです!
- パンがおいしくなる
- 楽しい時間になる
私たちは食材を美味しいと感じるとき、味そのものに対してだけではなく五感を使って味わっています。
パンを食べる時に大事な感覚は、味の他に食感と見た目です。
パンはハードなものからソフトなものまで様々ですが、断面がギザギザだったり、角がボロボロだったりすると期待外れの舌触りで、見た目も悪く、美味しさも半減してしまいます。
例えばサンドウィッチの場合はどうでしょう。
具材が飛び出してべちゃべちゃになってしまうと、悲しい気持ちになってしまいます。余分な力でパン生地を圧縮すると、パン生地に具材の水分が入り込みすぎて、本来のパンの味が損なわれてしまいます。
スパン!とキレイに切れていると、具材ひとつひとつを口の中で味わうことができて、彩りもキレイで美味しさ倍増ですね。
食べる前のパン切りのとき、「あーよく切れないなあ。」と少しでも感じていませんか。それはプチストレスです。
「切れは悪いけどなんとか食べられるからいいか」、「他に買うものもあるから優先順位低いよな」、「切れが悪いのも安いせいかなあ、まあいいか」
もしこんな風に感じていたら、そのモヤモヤ時間を楽しい時間に変えるつもりで考え直してください。
15年前、私もパンを切るたびに「あ〜、やっぱりよく切れない。買い替えた方がいいかな。。」と思いつつ、口に入れば一緒だし、、と20代の一人暮らし時代しばらく放っていました。
しかし、現在使用しているパン切りナイフを手に入れた時、なぜもっと早くに変えなかったのか、と道具の重要さをひしひしと感じたものです。
毎回のちょっとしたストレスが無くなり、それはパンを切るのが楽しい時間となりました。
快適そのものですね。
快適なパン切りナイフって?
では、快適なパン切りナイフって、どこを見たらいいの?という方に、体験から確信したそのポイントをお話しします。
- パン生地がつぶれない
- 薄くスライスできる
- 具材も一緒にキレイに切れる
最初にも触れましたが、パンがつぶれないことは食感と見た目がとても心地よいものになります。
生地がフワッとした柔らかいパンはフワフワの生地をワクワクしながら切ったらつぶれてしまい、ぺちゃんこの餅みたいになったら、フワフワ感は味わえ無くなりますし、見た目も残念な気持ちになります。
これは、まさに、刃の切れ味の違いでだいぶ変わりますね。パン切りナイフの刃は波型が多く、切る時は前後にスライスして切ります。その過程で無駄な力を使うことなく切れるかどうかで決まります。
これもよく切れる刃の証明ですね。
例えば、5枚切りの食パンを、10枚切りのサンドウィッチ用のパンにすることが簡単にできます。
ドライフルーツ入りのフリュイセックやフランスパン、カンパーニュなどのハード系のパンも薄くスライスして、ワインのおつまみにするなど楽しめます。
フランスパンは表面が固いので、切れないナイフだとパンくずが大量に出て、しまいには一部表面が剥がれ落ちてしまいます。
うちではクリスマス時期に販売されるシュトレンを、これでもかっていうくらい薄く切って、少しずつちびちびと食べています。
先ほどお話ししたサンドウィッチがキレイに切れるようになると、作るのが楽しくなりますよ!
どんな具材でも断面が素晴らしくキレイになります。ストレスフリーですね。惣菜パンや果物が入ったパンもよく切れます。切り分けする時は具材が偏ることが無くなりケンカも減るかもしれません。
サンドされた具材がよく切れるということは、具材単体でもよく切れるということです。
例えば、トマト。皮がつるんとしていて、刃が滑りやすく危うく手を切りそうになったことはありませんか?
よく切れるパンナイフを使うと、波型なので滑ることが無くなり、安全にキレイに切ることができます。
オレンジなどの柑橘類も薄皮が引っ掛かり切りづらい時は、パン切りナイフを使っています。
その他、巻き寿司にも大活躍しています。寿司がつぶれずに具材がよく切れて、断面がキレイに仕上がります。

言い出したらきりがありませんが、
刃の長さや握りやすさも大事なポイントやね。
次でちょっとお話ししましょう。
【愛用品】ウェンガーSWIBOスライサー
15年程前、当時通っていたパン教室の先生が使用していたナイフの切れ味に衝撃を受け、私には高価なものでしたが、思い切って購入しました。
1893年にスイスに設立された会社です。刃物メーカーとして、世界的に有名な「スイス・アーミーナイフ」やその他多くの優れた製品が作られました。
スイスクロスのデザインがあしらわれたアーミーナイフや時計を一度は見たことがあるかもしれませんね。
1997年に時計の販売を開始。2005年にライバルだったヴィクトリノックスの傘下に入り、2013年にナイフ事業が統合されています。
なので実は現在、ウェンガーとしてのナイフは製造されていません。今回調べたところ、Amazonでは取り扱っていないとされていました。その他のサイトでも商品紹介はあるものの、取り扱い終了との表示も見られました。
ヴィクトリアノックスとしてナイフが販売されていますので、今後、その製品も試してみたいと思います。
刃の長さは25㎝、材質はステンレス。持ち手の材質はナイロン系樹脂グリロン、耐熱温度120度。
バケットや菓子パンを切る時は、25㎝もの長さは必要ないと思いますが、職人ではないので、とりあえずひとつ持つのでしたら、このくらいの長さは万能でした。
小さいパンを切るのに何ら不都合はなく、食パンを切るのには十分な長さです。
私は実家からもらった短めのパン切りナイフも持っていますが、あまり切れないため、パンもトマトもウェンガーの25㎝パン切りナイフで切っています。
グリップは15年経っても割れたり刃がぐらつくこともありません。
握った時に自然と手の中に収まる感覚です。
木の素材はどうなの?
素材が木のものは握った感触が優しく心地良いですが、ものによっては湿気や熱の影響で痛むことがあるかもしれません。
私も木の感触や見た目は好きなので、木の良さもわかります。ここは耐久性とのバランスで好みで選べばよいかなと思います。
まとめ
パン切りナイフの買い替えを迷っている方に、見直しをおすすめする理由を説明してきました。
よく切れるパンナイフでキレイにパンを切ることができると・・
- 食感も見た目も崩れることなく美味しく味わえる
- パンが切れないというストレスから解放され、楽しい時間を得られる
- 様々な厚さに切ることができ、様々な食材を切ることができ、用途が広がる
とにかく、心地よい楽しい時間が増えるということですね。
様々な優れたパン切りナイフがあります。自分に合ったパン切りナイフを見つけて暮らしに少しでも心地よい楽しい時間が増えることを願っています。