こんにちは。じょいころです。
48歳にして初めて半月板損傷を経験しました。草取り中の出来事です。
激痛が走り膝を動かせない状態になり、それから不安が続きました。そこで、今回は私の経験をもとに、

半月板損傷についての基本的知識
私の体験談からわかる不安解消方法
についてお話します。
最初は、
手術になるのかどうか、歩くことができるのかどうか、
という不安ばかりでした。

曲げ伸ばしが3日間できなくなり、人生初の松葉杖・・・
あまりにも痛くて、1週間は普通に歩けなかったので、このまままともに歩けなくなるのではないかと一時期不安が大きくなって落ち込みました。
膝を痛めてから3ヶ月間の間に整形外科、接骨院、整体での検査や治療を経験し、今は普通に生活できています。(まだ正座ができませんが)
40代は体調の変化が大きいと言われ、それをここ数年実感してきたわけですが、今回の半月板損傷でさらに痛感させられました。
これからの後半人生を送っていくために自分の身体を見直すいいきっかけになりました!
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半月板損傷についての基礎知識
半月板は膝関節にある軟骨用の板。
内側、外側にそれぞれあり、クッションの役割をしています。つまり一人に4枚あるということ。少ないですがドーナツ型の円形の人もいるようです。
ここが損傷します。
半月板はレントゲンでは写りませんので、MRI検査を行って診断します。
私もMRI検査を受けて内側の半月板が水平に断裂しているとわかりました。
スポーツなどの怪我から生じる場合は、体重が加わってひねりや衝撃によって起こります。
整形外科の先生は、例えばバスケットボールのストップ&ターンなどで起こりやすいと話していました。このようなケースは10代20代の若い人にも起こります。
私の友人は10代の時にスキーで損傷していました。周囲に聞いてみると意外と若い頃に損傷したことがあるという人が何人かいたので、珍しい怪我でもないようです。
また、加齢による変性、特に40歳以上ではちょっとした衝撃でも起こりやすくなります。
私はこれです。しゃがんで草をとっている時に膝を内側に入れたことが衝撃になったと考えられます。
膝の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じたり、ひどい場合には水がたまったり、急に膝が動かなくなるロッキングという状態になります。
私の場合、曲げ伸ばしができなくなり、少しでも伸ばそうとすると激痛でした。このロッキングという状態だったのかどうかはわかりません。
とにかくしばらくは、痛みが緩い角度から少しでも動くと激痛!!!という状態でした。
保存療法と手術があります。
保存療法でも改善しない場合は手術になる場合があります。
私はまず抗炎症薬を処方されました。1週間ほどすると痛みも和らぎ歩くこともできるようになって改善してきたので、手術をすることにはなりませんでした。
損傷した部分がささくれのように立ってくると痛みが出るので、再び痛くなるようなら手術もすることになるかもしれないと言われました。また、人より早く変形性膝関節症になるかもしれないとも言われました。
ちょっと脅されている感じでしたね(^_^;)
医師によっていろんな言い方があるので、患者さんの受け止め方も様々なんじゃないでしょうか。
※医療情報は日本整形外科学会公式HPを参考にしています。
半月板損傷後の不安解消(体験談)
MRIで診断がついて、痛みも和らいできた時点で、整形外科の受診は一旦終了となりました。
改善してきたのは嬉しいことなんですけど、まだぎこちない歩き方だし、不安だけが残っているんですよね。この先どうしたらいいの?と。
その後の経過についてお話しますね。
整形外科では医師が膝やその周りを触ることなく、また曲げたり伸ばしたりを見せることもありませんでした。
医師「じゃあ、また痛くなってきたら来てね」
私「え!?普通に生活したらいいんですよね・・(恐る恐る)」
医師「そうそう、普通に普通に(薄笑)」
私「(普通にって・・)。えーっと、生活していく上で気をつけることありますか?」
医師「ひねったりするような動作は気をつけて。あと・・上下肢の筋肉を鍛えてね」
私「(もうちょっと具体的に知りたいんだよなあ・・・)」
ネットで調べた時に理学療法士さんが半月板損傷後の対応について解説しているものもあったので・・
私「リハビリに通って動かし方とか(理学療法士に)聞けますか?」
医師「必要ないよ。普通に生活してたらリハビリだよ」
チ~ン・・・
生活がリハビリになることはよくわかります。が、不安が大きいので具体的な動作や頻度を知って、不安を減らそうと必死なのですよね。
筋力をつけようと思っても、やり方が悪いと再び捻らないだろうか、悪化しないだろうか、と不安でネットで調べては色々試してみるといった毎日でした。
はっきりいって、日常生活動作以外ほとんど動かしていない状況ですよね。(自発的な運動はないということ)
常に足のことを気にしながら日常生活の中で最低限の動きをしている、そんな感じでした。
結局、この先どうしていったらよいのかがわからない、ということが不安で、それがかえって痛みを増長させているのではないか、そんな思いもありました。
そこで、お金は高くなりますが、整体に行ってみようと決心。
というのも、ネットで調べた時に半月板損傷についての解説動画では整体関係の方が多くヒットしたからです。
合うかどうかわからないけれど、やってみないとわかりません。
ということで、最近行き始めたところです。
そこで教わったことを一つ。
私はしゃがむ時に怖いという思いや不安があります。
それが筋肉を固くして痛みの要因の一つにもなっているため、最終的にはその不安もなくなることが目標と言われました。
意外とこの心理は痛みへの影響が大きいということです。
器質的な原因と同時に心理的な要因も大きいということを再認識させられました。
この不安を取り除くためにも、怖いから動かさないのではなくて、怖くても動かしていき自信をつけていくということが大事なのです。

言われたらそうだな・・納得〜
その際、無理に動かすのは得策ではなくて、正しく動かして自分の状態を知っておくことは大切なことです。
あまり不安が大きくなりすぎるのも(仕方のないことですが)身体にはよくないのでしょうね。
整体に通う、という事実自体が、不安解消につながるということもあるかもしれません。
自分の身体の状態や筋トレ方法など自分でできるセルフケアを教えてもらうと、やっていくことの方向がはっきりするので気持ちが前向きになりますね。
40歳を超えて50歳が近づいてくると、遠い話だと思っていた身体のガタを感じることが多くなってきます。「おお!!これか・・」という具合に。
今回自分ではかなりショックが大きかったのですが、それでも70代の人から見たら若い方です。
人生後半の健康な身体を保持するためのいい機会だと思って、身体全部を今一度見直してみるとするか。
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