最近、
「毎日の料理が嫌だー!!」
「とってもストレス!!」
と感じるようになっていませんか?
私はまさにそんな風に感じていました。いやっ、今も感じています。
しかも、もともとはそこまで嫌いではありませんでした。

ひとり暮らしをしていた20代は、友達と料理やお菓子作りを楽しんでいたのよね・・・

料理教室にも通ったことがあるんでしょ?

そうそう、もともと子供の頃から好きだったわけじゃないけど、それなりに楽しんでいたのね。自分は好きな方だと思っていたし・・
それが···
結婚して、子供ができて、時が経つにつれ···
気がつくと、
「私、料理が、嫌いになっている!!」
毎日の献立を考えるのも嫌になり、その時間がやってくるのが苦痛でたまりません。
「なぜあんなに楽しんでいた料理が苦痛になっているのだろう?」私なりにその理由を考えました。
嫌いなことを毎日やることほど苦痛でストレスなことはありません。
理由を考えることで解決策も見えてくるんじゃないかと思ったからです。
これまで本や雑誌ですすめている解決策候補を見つけては実践しました。
しかし、結果、完全に解決には至っておらず、今後まだやりたい解決策があります。
毎日の食事作りが負担になっているあなたに少しでも参考になれば幸いです。
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料理を嫌になった理由
ひとことでいうと、
家事だから
です。
一人暮らしのときとは大違い。
毎日毎日「やらなくてはならない」というプレッシャーに押され続け、やがて嫌いになっていくんです。

詳しく解説するよ!
やりたくないことを毎日やっているという気持ちがどんどん膨らむ
つまり、全然楽しくないのに毎日必ずやってくるのが料理の時間なのです。
新婚当初はもう少し楽しかったような記憶もかすかにあります。
楽しくないならやめたらいいのですが、食事は生きる命綱ですからやめるわけにはいきません。
仕事に育児に忙しく、時間に余裕のない中でどんどん負担感が大きくなり、いつしか楽しいものでなくなっていました。
楽しくないことを毎日やる→当然、楽しくない・・・これって悪循環ですよね。

うわっ、楽しくなる要素がまったく無い!!!
夫が協力的でない
夫が協力してくれないと、自分ばかりという悲壮感に襲われます。
そして最後は夫に当たってしまう(^_^;)
不思議なのは、夫が掃除や子育てに多少協力してくれていても、料理に関して全く協力的でないと、「自分ばかり」という感覚にしばしば襲われたということです。
家事全体で見ると協力が無いわけではないんですよね。
これは夫にとったらとんでも迷惑な話。
「協力してるだろ!」と言われたら反論できません。
それだけ料理の負担が他の家事に比べて大きいのだろうと、私は理解しています。
葛藤との戦い
料理が嫌なら惣菜を多用することだってできます。
しかし、一方では「子供には母親の自分が作ってやりたい」とか「美味しくて身体にいいものを食べさせたい」という想いがあるので
自炊にこだわって、さらに自分の首をしめてしまうのです。
自己嫌悪に陥る
前述の葛藤や自分ばっかりという想いがイライラを引き起こし、家族に対してもイライラしてしまうのです。そんな自分を嫌になります。
心がすさんできますよ。
でも休むまもなく、次の食事作りの時間がやってきます。
やることありすぎる!
料理は台所に立って作業するだけではありません。
必ず、買い物、献立作り、片付け(皿洗い 排水口の掃除 シンクや調理台の掃除)があります。
ここまで含めると膨大な時間を費やしていることがよくわかりますね。
仕事の休憩時間の合間や通勤時間までもを献立作りに頭を使ってたりします。
嫌になります(トホホ)
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嫌になっている理由をじっくり掘り下げてみると、自分を取り巻く環境がよーく見えてきます。
私の場合、
家事に時間が奪われてしまうストレス、そしてその家事に手間をかけているからさらに時間が奪われているという悪循環に陥っているのです。
これでは、いつしか料理が嫌いになっていくのでした···
料理の負担を減らすためにやったこと
「なんとかこのストレスを解決したい!!」
「奪われる時間がもったいない!!」
という思いから、時短をうたう料理本、ネット、友人から様々な情報を参考にさまざまなことを実践してみました。
結果、完全な解決には至っていません。
つまり、まだまだ毎日の家事料理の負担を減らしたい思いが強いです。
もちろん実践してみて一定の効果もありました。
次は実践してみたことを紹介します!
時間を調整
料理をするためには食材の買い物が絶対に必要です。
しかし仕事帰りにスーパーに寄ると、家に帰ってからの料理時間が大幅に減ります。
この負担を少しでも減らそうと、1週間に1回、自宅まで届けてくれる宅配を利用しました。
これは非常に便利でした。なんせ自宅で注文して家まで持ってきてくれるのですから。
ただ、注文内容があまりにも充実している!
とても嬉しいことなのですが、つい全部見ようして夜な夜な見ていることもしばしば。結局その時間が買い物に出るのと同じでないか?ということでやめてしまいました。
利用する時は、宅配で買うものは葉物、きのこ類、肉類、などとルールを決めておくことをお勧めします。
買い物時間が負担になるなら回数を減らそうと、1週間のまとめ買いをしていたこともあります。
週末に1週間分のメイン(肉、魚)、野菜、卵、などを買い、週の後半に使うものは冷凍します。
我が家の近所に祖父母の家があり、そこに田舎ならではの大きな冷凍庫があるので、収納しておく場所はなんとかなりました。
冷凍庫が大きくないと1週間分の食材保存は無理かもしれません。
また、メイン食材は買うことができても、副菜の食材となると正直1週間分も献立なんて考えていられません・・
買ってきた食材を途中で使い切ってしまうこともしばしばでした。
それから、週末は子供のイベントやまれにで出かけたりすることもありますよね。となると、
1週間に1回といへども、
「買い物に長々と行っていられません!」
ということで、これは長続きしませんでしたね···
メインは1週間分買うけどその他は適度な量にしておく、と割り切ったほうが効率良いかもしれません。
週の中頃で足りなくなった分を買い足す買い物なら、仕事帰りの時間に行っても素早く終えることができます。
仕事帰りの買い物が帰宅を遅くして、夕食作りの負担を大きくするので、
仕事に行く前に買い物をしていたこともあります。
職場で冷蔵庫を使用できる環境にあれば冷蔵ものも買っておけます。
私は使用できなかったので、冷蔵ものは週末に買っておいて、主に野菜などを買っていました。
これは帰りの買い物がなくなって負担が減りました。気持ち的に楽です。
朝のスーパーはまだ食材が少なめという欠点はありますが、お客さんも少なくさっと買い物を終えられます。
また、食材を朝買うので、昼休み中になんとなく献立を考えておけます。
私の場合、田舎暮らしで車通勤だからできたのでしょう。交通機関を利用していたら時間に制約があるので難しいです。
上手く利用していたのですが、冬になると雪が降り、ただでさえ早く出勤しなくてはならなくなり、心がくじけて行かなくなってしまいました。
料理には毎日最低でも30分から1時間、片付けも含めたら1時間半の時間がかかります。
時間がないからその1時間がしんどいのですよね。
だったら単純に料理ができる時間を今より多くしたら楽になるんじゃないかと考えました。
ズバリ!思い切って仕事時間の短縮です。最初は1時間程度の短縮。しかしあまり料理の時間に余裕ができたという実感にはつながりませんでした。
そこで仕事を週3日にして休みの日を作りました。
1週間単位でみると、時間に余裕ができて休みの日はイライラすることなくできることも多くなりました。
負担感も確実に減りました。
ただ収入は減ってしまいますよね。
しかしなぜか劇的に変わらないのです。負担感はあるまま。
料理が嫌になっていたので料理を作ること自体がすでに面倒になっているのだろうか・・。
「そうだとしたら、毎日外食、惣菜、お金をはたいてコックさんを雇う···しか解決策はないのかー!?」
「ちょっとまてよ、今度はじゃあ料理を作るその面倒な手間を楽にしたらどうか」、と思ったわけです
そうすれば、料理にかける時間も減るし面倒だと思うことも減るのではないか?
料理の手間を調整
惣菜を定期的に買う
その時は楽になります。ただ田舎だからデパ地下のような多種類の中から選べません。
高いものはそもそも続かないですし、続くと飽きてきます。子供にも悪い気がしてきます(自分では割り切っているつもりですが··)。勝手に罪悪感ですね
たまに利用するくらいがちょうどよいのでしょう。たまの息抜きですね。
圧力鍋を活用
鍋に何十分もついている必要がないので重宝します。使いこなすのが難しそうとよく友人に言われますが、説明書を参考にしたら結構簡単です。
味付けもその通りで美味しいですよ。
欠点は重たいので洗うのが若干大変かもしれません。
包丁の代わりにはさみやカッターを使用
はさみはとっても便利です。慣れてくると肉だけでなく野菜も切っちゃいます。
まな板を度々洗わなくてよいのがメリットですね。
よく切れるキッチンバサミに多少お金を使っても価値はあります!
野菜などを1週間分カットする、茹でる。甘酢につける、塩もみしておく。味付けしたものを冷凍、ホイル焼きを冷凍。ポリ袋料理用に味付けして準備。
などなど、本を参考にいろいろやりました。
メインだけでも味付けして冷凍しておくと、当日の料理はとっても楽になります。野菜も切ってあると、鍋に放り込むだけなのでめちゃくちゃ楽です。
ただし、先述したように、特に子育て世代は週末も忙しいです。
平日ラクするために週末ちょっとしんどい思いをして下ごしらえしておくかどうか。
そうなんです。これらの楽な方法はどっかにシワ寄せが来るんですよ・・・

私はギブアップ!!週末がキツイ・・
10年ほど前、タニタ食堂の料理本がベストセラーになりました。
その時に、オーブントースターがこんなにも使えるとは!?と感激したのを覚えています。
トーストともちを焼く時にしか利用していなかったので、こんなに料理に使えるのなら楽になるかもと、本を買って使いまくりました。
調理家電のいいところは、食材を入れて時間を設定したら、放っておけるところ。
その間に別の料理ができるし、それもなければ自分の時間にできます。
トースターよりさらに温度を高くできるオーブンは料理の幅も広がるので、ほっとく料理をさらに増やせるはずです。
しかしオーブンの方は、なかなか使えきれていないのが現状。
子供の頃からオーブンは母がお菓子を焼いているイメージしかないからなのかどうかはわかりませんが、どうも使いこなせないのです。
ただ、放っておける料理は間違いなく楽になります。
献立を考えておく
決まっているので迷う時間もなくその点は楽です。
メインだけでも決めておくと少し楽になります。ただし、心変わりとか食材の状況でその献立が変わってもよいという柔軟さがないとできません。
献立の内容までは決めませんが、その分類を決めておくというものです。
例えば月曜は肉、火曜は魚、水曜は丼ぶり、といった具合に。
私は週の1日は惣菜を使う、などと決めてた時期もありました。日々の献立をたてる時に選択肢が絞られるので献立に悩むことが減ります。
今ではレシピをネットで検索している人が相当多いでしょう。
私もよく利用します。
たまに一つのレシピにいくつもサイトがヒットして、材料などを照らし合わせようと見ているうちに10分20分と過ぎてしまうことがあります。
本当はネットで見ずともささっと料理を始められたらよいのですが···
今後の解決策
料理ができる時間を増やしても負担はゼロにはならないということがわかりました。
負担を減らすためには、
手間を省けるとこまで省き、よりシンプルに 調理にかける時間を減らすことだと思います。
具体的には、
- 調理家電に投資(自動調理の鍋、高機能オーブン、食洗機など)
- 既存のオーブンやレンジ、トースターを活用(高価な家電を買う前に手持ちのもので頑張るのもありですね)
- 味付けの法則で味付け(ロジカル料理本を参考)
- 買い物に行く日を決める
- 調理家電に投資
- とりあえず持っている家電をフル活用
- 買い物に行く日を決める
買い物に行く日はおおよそ週2日と決めています。半額市や買うものが特に無いのにフラッと寄ることは時間とお金の無駄なのでしません。
参考にしたのはこの本!↓

まとめ
私の経験を書いてきましたが、私の周りにも毎日の料理が嫌になっているお母さんが大勢います。
それだけ負担が大きいのです。
洗濯、食器洗い、掃除は機械を買えば8割は手が離れて楽になります。
しかし料理は簡単にそういうわけにいきません。
掃除はやらなくてもすぐ病気になりませんが、毎日の食事はしないと健康を害します。
このプレッシャーの中、仕事に育児に忙しいお母さんが毎日料理をしていくのがどれだけ大変なことか考えたら容易に想像のできることです。
世の中には時短や簡単料理のアイデアが雑誌や本、ネットで数多く紹介されています。
家族構成や経済状況、食事の好みなど各家庭でそれらのアイデアの効果はそれぞれでしょう。
私もいろいろと試しました。
効果なく長続きしなかったものもありますが、今でも時々続けているものもあります。
今後は調理家電をもう少し上手く活用していく思考にシフトしたいと思っています。
こんなに調理家電が発達しているのに、日本人は未だに鍋とフライパンを多用し、意外と活用していないと言われています。
私もその一人だということに気づきました。
鍋やフライパンを否定はしませんが、調理家電が料理を楽にしてくれるのなら使用する価値はおおいにあると思います。
