【書評】「勝間式超ロジカル料理」ただの料理本ではない!

経済評論家の勝間和代氏が、自身の経験をふまえて料理の効率化を徹底的に研究・実践した内容を伝授してくれる一冊。

仕事に育児に忙しく家事に追われている人は多いです。

中でも、毎日の献立・食事作りが一番の負担になっていませんか?

洗濯や皿洗い、掃除は、いざとなれば機械がやってくれるのに、食事作りだけは機械にすべてを任せられません。

コックさんを雇って料理を作ってもらいたい!

そのくらい食事作りが負担になっています。

一人暮らしをしていた若い頃より、家庭をもった今の方が料理が嫌になっている・・・

これまでに家事を楽にする系の本を何冊も読んで実践してきましたが、どれも長続きしませんでした。

なぜならそれらの本のほとんどが結果的に料理が楽になることはなかったからです。

例えば週末の下ごしらえや副菜の作り置き、冷凍術、出来た時はその後が楽ですが、そのうち週末がしんどくなりました。

圧力鍋、保温鍋、オーブン、レンジ、とても便利ですが食事作りが楽になるほど使いこなせていない。

この本はこれまで読んだ本とは全く違う視点と思考があります。

こんな方におすすめ

  • 忙しくて食事作りにいつも追われている方
  • 料理が苦手で嫌になっている方
  • 楽に調理したいが健康のことも考えている方
  • 調理家電のフル活用に抵抗がある方
  • 本の紹介

    著者の見解がまず述べられています。

    ”家事の中で料理だけが進化することなく、多くの人たちがいつまでも古い調理法にとらわれており、いつまでも幸福度が上がらない”

    無意識に長く培われてきた常識を自分が持っていることにハッと気付かされます。意外と多くの人がこのことに気付いていないのかもしれません。

    じっくり手間ひまかけて作り上げる食も私は好きですし、否定はしません。

    しかし、毎日となると精神的にも肉体的にも疲弊し苦痛となります。

    本書で紹介する料理負担軽減の鍵は、ズバリ「調理家電」「思考改革」です。

    著者はヘルシオオーブン2台、ヘルシオ調理鍋2台をフル稼働、他にの多くの調理家電を使用しています。買い物も宅配、と現代のテクノロジーを極端なほどまでに活用しています。

    ちょっとやり過ぎでない・・・???とも思うとこありますが、

    家事稼働時間の計算、味付けの計算でいかに負担が減るかを証明し、説得力があります。

    これは実践すると本当に時短になるかも!と希望を抱きましたね。

    ただ単に新しい家電に投資すれば良いと言っているのではありません。

    そのためには古い思考を捨てなければなりません。

    つまり、多くの人は「料理が大変だ」と言いつつ「手を加えたほうが美味しい」と信じ込んでいるので、調理家電を持っていても上手く使っていないというわけです。

    私も「それ、あるかも・・」と思った一人です。忙しくて料理が負担なのに、料理に時間をかけている・・。

    その思考は幻想だと著者は言っています。

    調理家電を効率よく使うためにはその幻想を捨てなければなりません。

    そして、効率的な調理家電だからこそ料理は美味しくそして健康的に作れることを具体的なレシピと一緒に説いています。

    まさにロジカル、論理的思考です。

    苦痛を感じながら、かつ時間も奪われるなんて悲しすぎます。

    色々やっても食事づくりの家事軽減につながらない方はぜひ、この本を参考にしてみてください。

    要約ポイント

    家電の活用は幸せにつながる投資である

    著者自身が若い頃、料理の常識に無意識に凝り固まってしまい、料理の負担が大きく美味しくない為、惣菜に走るということが続いていました。

    常識をまず見直してみることをすすめています。

    常識とは具体的に「鍋やフライパンを当たり前に使うこと」です。

    代わりに調理家電を使用することで家事が楽になります。

    惣菜費用や家電費用、料理時間を計算し楽になることを証明しています。

    その証明を根拠に著者は食器乾燥機やナイフ、パン焼き機など家電調理器をフルに活用しています。

    さすがに全部の調理家電を取り入れることは難しいと思いますが、著者がそれらをフル活用している理由には納得。

    家事が楽になるだけでなく、出来上がりが美味しくなるとのことです。

    ロジカルな料理で結果健康的になる

    調味料を4種類にして塩分の法則で味付けすれば、時短になるだけでなく素材の味を生かせて美味しくなるというのです。

    いたってシンプル。

    手間のかかることはしない、切り方を決める。

    つまり、必要なことだけに絞ることで究極のシンプル料理ができます。

    それに加えて味もいいという。

    やることが絞られて、決まっているから楽。

    楽なら自炊をすすめられても納得できます。

    豪華で美味しい惣菜も料理の時短になりますが、著者が自炊をすすめるのは健康のためだといいます。

    自炊のほうが栄養的にも優れているし、添加物を減らせてより健康的だというのです。

    自炊が健康に良さそう、というのは多くの人が抱いている思いでしょう。

    ところが自炊は最も労力のかかる家事。

    ここに大きな葛藤が生まれて苦しくなるのです。

    この本は労力をなくすことと健康な食事をすることの両方を実現するのが調理家電だと強調しています

    ただしすぐさま購入を勧めているわけではありません。

    ほとんどの家庭である炊飯器やグリルなどをまずはもっと利用することを考えてはどうか、とすすめています。

    ロジカル料理がおいしい理由とレシピ

    調理家電のメリット

    外食やお惣菜より

    美味しい 手間も時間もかからない お金がかからない

    あらま、いいことずくめだわ!!

    著書ではなぜ美味しくなるのかについても科学的に説明しています。

    キーポイントは温度、時間、圧の3つ。

    3つのポイントは鍋やフライパンより調理家電で行うが遥かに簡単にできます。

    レシピを紹介していているのでわかりやすいです。

    行動・思考のポイント

    • 手間ひまかけることだけが美味しくなるコツではないことを発見
    • それによって家事への負担感が減る
    • 調理家電をもっと有効活用してみようという気になる
    • 料理の労力が減るという期待感が高まる

    このように考え実行してみた結果、気楽な気持ちで料理をできるようになり、自分のために使える時間も増えるようになります。

    負担感を持ちながら料理をするのと気楽な気持ちで料理をするのでは、自分へのストレス度が明らかに違います。

    まとめ

    「家事の中でも料理が最も大変である」

    このことは、私が仕事で接してきた多くの母親が感じていました。私もそうです。

    どうにかしたい!!、けれども簡単には解決しない問題なんです。

    洗濯や掃除、皿洗い、他のどの家事も機械に任せれば一発OKです。が、食事はコックさんを雇う以外に任せっきりは不可能です。

    仮に雇えたとしても、特に母親には「子供には手作りをしたい」と思いが邪魔をします。

    健康にも関わることであり、家計にも日々関わることなので、外食や惣菜も毎日はできません。

    結局あきらめて、膨大な労力を使って毎日の食事を準備するわけです。。

    本の最後に、「幸せだなあと感じるためには、精神的肉体的な余裕がないと感じることがない」とあります。

    その余裕を増やすコツは優先順位付けだと。

    時間、お金、体力、すべて余裕があるのがベストですが、その中でも自分にとって大事なことの優先順位をつけることが必要だと。

    「すべきこと」の優先順位ではないのです

    日々の食事作りが自分の余裕を削いでいると感じる人は

    ぜひこの本を読んでみてください。

    本の情報

    【書籍名】勝間式超ロジカル料理
    【著者名】勝間和代
    【出版社】アチーブメント出版株式会社
    【出版日】2020/3/4 第1版発行
    【こんな時に】食事作りの負担がなかなか解決しない時

    【キーワード】料理 解決 家事
    【頁 数】190頁
    【目 次】
     序章
     第一章 超ロジカル料理の基礎知識
     第二章 超ロジカル料理で最高に健康になる
     第三章 超ロジカル料理でげ劇的においしくなる


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