母娘の旅行を実現。遠方で一人暮らしの高齢母との約束。

11月に母と二人で金沢へ行きました。

正確には金沢で落ち合ったというべきでしょう。

というのも、私の母は約600㌔離れた街で一人暮らしをしているからです。

高齢の親が遠方に住んでいるというのは、

なかなかの悩みどころです。

若い20代の頃は全く気になりませんでしたが、

30代40代となり、

家族をもち自分の生活基盤が簡単に動かせないようになる年齢になってくると、

遠方で徐々に年老いていく親が気になりだしました。

将来の(介護などの)不安が徐々に大きくなるということもありますが、

帰省する度に少しずつ年老いていく親に会うと、

「本当は親は寂しい思いをしているんじゃないか」

「寂しくさせているんじゃないか」と

罪悪感でいっぱいになるんです。

今現在近くに住んでいない自分を責めてしまうのですね。

親は「寂しい」だなんて口に出しませんけど。

そんなことありませんか?

「あの時仕事を近くで選べば。。」とか考えたりなんかして。

いろいろと後悔しても仕方ないけどね。ifはない!

先のことはわかりませんが、

今はできる最善の方法を実行できるように努力することだと思っています。

ひとつひとつ丁寧に。

父他界後の約束

7年前に父が他界しました。

数年前から療養していたので覚悟はできていたし、

同時に「母が一人暮らしになる」という現実も私も母も理解していました。

母にとって一人暮らしは生まれて初めてのことでした。

葬式が終わり私が自宅に戻る前日、

母が「一つだけお願いがある」と私に話しをしてきました。

それは、

1,2ヶ月毎にお互いの居住地の間あたりで一泊旅行をすること

でした。

そうすれば、それを楽しみに毎日を過ごすことができるというのです。

会うことが目的だから安宿でいいとのこと。

もちろん、子供らがまだ小さいので無理にとはいわない、そんな希望があるという、

やんわりした願いごとということでした。

素敵な願いごとね

そう、私も思った。なんか楽しそうって!

今思うと、

母は「不安」が大きすぎて自分がどうしたらやっていけるか、

自分なりに考えていたんだろうと思います。

過ぎた時間は戻らない

その約束はずーっと忘れることがありませんでした。

しかしながら、結論から言いますと、、

ほぼ7年間実行されなかったのです。

えー!!あんなに楽しそう♡と言っていたのに!

そうなのよ、よくいう「実行力」の無さよ(涙)

その間、帰省は年3〜4回して母に会ってはいますが、

母娘の小旅行はできていませんでした。

言い訳はいくらでもできます。

子供らの学校があるうちは平日身動き取れず、

土日も行事ごとが入ってくる。

そうこうするうちに、春休み夏休み年末年始といった大型休みになり帰省する。

ありがたいことに、

母は生まれて初めての一人暮らしを結構楽しんでいて、カラダも元気なので、

母も私も小旅行がなくとも不安はなく過ごせていました。

そんなこんなで気が付けば7年も過ぎていました。

正直、そんなに月日が過ぎてしまったようには感じません。

そのくらい、あっという間に過ぎました。

でも時間はもう戻りません。

これからの時間を過ごしていくしかないのです。

私の年齢だと、子供らがすでに自立していることも普通にあります。

私がもっと早くに出産していれば、

子供に手がかからず今より自由に身動きがとれるでしょう。

高齢出産であるがための壁ですね。

いろんなことが重なってくるのですよ↓

【悲報】産んでから気付いた「妊娠出産には適齢期がある!」

実行のきっかけは一冊の本

「あー、約束が果たせてないな」と

ずっと頭の隅に母との小旅行のことがありました。

こんなモヤモヤの私を実行に突き動かしたきっかけの本があります。

「50代にしておきたい17のこと」本田健著

です。

単純に題名の「50代」に引かれて読んだのですが、

最初の章に書かれていた「先立つ後悔リスト」の話が心に刺さりました。

もし自分が明日死ぬとしたら、

「ああ、あれをしておけばよかった」と後悔するようなことを挙げてみる。

すると自分のやりたいことが明確になる。

自分を幸せにすることはとても大切だ。

というのです。

確実に時間が減ってきている、いつ病気になってもおかしくない年代だからこそ、

これをスタートさせるべきだということです。

早速、スマホのメモに書き出しました。

出るわ出るわ、一気に14くらい書き出せました。

「欲」張りかも

この時まず最初に書いたのが、

母との定期的な小旅行、

母と過ごす時間を増やす、

でした。

「本の言う通りだとしたら、自分がまずやりたいことってこれなのかもしれない」

と気付かされたわけです。

そして「とにかく実行するしかない」と思えた瞬間でした。

面白いなと思った人は、是非「先立つ後悔リスト」を書いてみてください。

何でも思いつくままに。

実現離れ?していてもいいのです。

私は書いているうちにワクワク楽しくなりましたよ。

てことは、本当に実行できたらもっとワクワク楽しくなるってことですよね!

まとめ

さて、金沢の小旅行では

昔住んでいた懐かしい場所を巡ったり、

街をブラブラしたりと、

特に観光をメインに周ったわけではありません。

あくまでも母と娘が一緒に時間を過ごす、話す、ことをメインにしていました。

喋り倒した感じです(^_^;)

不思議なことに、自分がその街を楽しむというよりも、

楽しんでいる母を見るのがなんだかとても幸せでした。

普段簡単には会えないので、小さな親孝行の積み重ねはできません。

例えば、美味しい料理を作っても持っていけない、

体調を崩したときに様子をすぐ見に行けない、

日常のちょっとしたことを「あーだこーだ」話すことができない、など。

小さなくだらないことかもしれませんが、

これができないことがとても寂しく感じたこともあります。

でも、遠いからこその楽しみもありますね!

今回のようにお互いの居住地の間で会うことを口実に、

懐かしい場所を訪れることができたり、

まだ知らない土地を訪れることができたり、

非日常的な時間を共有できる楽しみです。

今回は楽天トラベルを利用しました↑(^^)

今日はここまで!

読んでくださりありがとうございましたm(__)m